世界はボクのもの〜DMCの若杉公徳の漫画が今なら1巻無料
DMC(デトロイト・メタル・シティ)の若杉公徳が新しい漫画「世界はボクのもの」を書いていると知り、しかもそれがまんが王国で1巻無料だったので読んでみました。
この作者さんは、ナヨナヨしてるけど本当は・・・っていう設定の主人公が好きなのかな??DMCの根岸もそうだったしw
世界はボクのもののあらすじ
砂原 世界(すなはら せかい)は、アイドルグループ「マジかよ少女隊」のおっかけをしている。ちなみに推しメンは「さつきん」だ。
ある日、砂原はオタク友達の久我山 創(くがやま はじめ)から、マジかよ少女隊の「リサリサ」が通っているというボクシングジムの情報を教えてもらい「一緒に入会しないか?」と誘われる。
ボクシングと聞いて、あからさまに嫌な顔をする砂原。しかし、久我山に「リサリサからさつきんに繋がっても紹介しないぞ」と言われては、一緒に行かないワケにはいかない。
ボクシングジムへ行き、見習いトレーナー駒沢 麦(こまざわ むぎ)の指示で、ミット打ちをする砂原。
そこでうっかり素を出してしまい、駒沢を吹き飛ばしてしまう程のワンツーを繰り出してしまう。
実は砂原は幼い頃からボクシングをやらされていて、めちゃくちゃ強かったのだ。しかし、今はマジかよ少女隊のおっかけをしている方が楽しいため、ボクシングは辞めている。
ホントの実力を知られたら周りが放っておかないので、伊達メガネまでかけて、弱いフリをしていたのだ。
本人の気持ちとは裏腹にボクシングに巻き込まれ、アマ8冠の天才やプロを次々になぎ倒していく砂原。
嫌々ながらのボクシングで、一体どこまで行ってしまうのだろうか。
世界はボクのものの主な登場人物
砂原 世界(すなはら せかい)
通称・砂っち。実家が完全プロ志向のボクシングムを経営しており、その流れで幼い頃からボクシングをやらされていた。
本人にやる気はまったくないが、ボクシングの実力はピカイチ。現役の8回戦プロでは歯が立たないほど。
周りは「ボクシングやれ」とはやし立てるが、本人としてはマジかよ少女隊のおっかけに集中したい。
久我山 創(くがやま はじめ)
通称・久我やん。砂原のオタク友達。マジかよ少女隊のおっかけで、推しメンはリサリサ。
砂原を誘って、リサリサが通っているというボクシングジムに入会する。
駒沢 麦(こまざわ むぎ)
リサリサが通うというボクシングジムのトレーナー見習い。久我山の見立てによると、隠れ巨乳。
8回戦プロの兄がいる。砂原の素質を見抜き、きちんとジムに通うようしつこく勧誘する。
マジかよ少女隊
デビュー2年になるアイドルグループ。メンバーは、さつきん・リサリサ・ユイ・ヒッキー・あなきゅんの5人。
いまいちブレイクしきれないが、ファンの間では「次のシングルでオリコントップ10入り出来る」と言われている。
世界はボクのものの感想
良くも悪くも「DMCの人が書いた漫画だな〜」という感じでした。
というのも、主人公の設定がDMCにそっくり(^_^;)
- DMC ⇒ 本当はポップスが好きだけどメタルをやらされる
- 世界はボクのもの ⇒ 本当はアイドルが好きだけどボクシングをやらされる
主人公がナヨナヨとしたキャラなのも共通ですね。
DMCと設定が似ている分、安心して読めるけど、新たな感動はないみたいな・・・そんな感じです。
だからきっと、世界はボクのものがDMC以上のヒットになることはないと思う。同じ作者の二番煎じですからね。
なんだかボロクソ言ってるように感じるかもですが、そこそこ面白いと感じたことは伝えときます。
私のようにDMCが好きだった人なら、「あ〜この作風、懐かし〜w」という感じで、楽しめると思いますよ。
DMCを読んだことない人だったら、むしろ新鮮な気持ちで楽しめるのかも・・・。